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今日は珍しい「体力測定」の様子を
ベンチ前の焚き火にあたりながら見ていました。
■体力測定メニュー
背筋/前屈/塁間/ベーラン2周/打球速度/球速
前屈。皆体柔らかいです。見本を見せてくれた子も
凄く柔らかくて「すげー」の声があちこちから。
マイナス××aの部員もいましたが・・・
塁間。ホームベースと1塁ベースの駆け抜けタイムです。
ベースを前にスピードダウンしてしまう選手もいて
「最後まで一生懸命走れ!」と言われていました。
ちなみに0、5秒で3、5mの差がつきます。
塁間27.43mですから、これだけ差がつくと相当です。
球速。130`を超える投手もいれば
「100は超せよ〜」と鋭いツッコミの入る投手もいます。
でもここでは、初速が入っていないので
出た数字+2、3`が、テレビ中継などで表示される球速になります。
大暴投のあまり計測不能の投手までいました・・・
この中から「5枚使えれば」とのこと。
エースの本池は雑誌にも取り上げられるほどの投手。
右サイドからの速球はMAX136`を計測します。
もう1枚もサイドの貝塚。今関西のブルペンは変則ブームです。
打球。高校球児の平均レベルがどれくらいなのか
わかりませんが、高校記録を知った選手達は
やる気満々。目を輝かせている選手も・・・
そして出ました156`!
公式扱いにならないのは残念ですが、152`も計測したり
「おお〜」という声が響き渡りました。
ちなみに監督さんやOBも挑戦していて
とっても微笑ましい光景でした。
打球速度計測中
ベーラン2周。2周目のことを考えて、みんな必死です。
2周した後の表情と言ったらもう・・・転がっている選手もいました。
何度かベースを踏まない選手もいて「おい!」と怒られる光景も。。
ちょっと休むと記録を見に、トレーナーの周りに集まり出します。
懸命に走ってます
結果は年明けに発表。今頃監督さんの机の上には
ランキングになった全部員の記録が・・・
もちろん記録も大事ですが、あくまで「どれだけ成長したか」が
重要です。トレーナーの方もそれを強調していました。
→ 素振りをしている 江浦茂監督。 それを見つめる 部員1名・・・(笑) |
体力測定後1時間は各自練習。
ノック、ウエイト、ティー、ラン、遠投などなど様々です。
このオフシーズンはレギュラー関係なしに練習ができます。
監督さんのノックを受ける選手
足痛めちゃった選手もいましたが・・・大丈夫でしたしょうか
黙々と一人輪を離れてウェイトしてました
いかにも捕手やっていそうな体つき
今回の練習で、ブルペンでの投球練習をじっくり見させていただきました。
そこで気になったのが、キャッチャーの声。
ピッチャーが気持ち良く投げられるように、誉めつつも
「今日は変化球がイマイチやな」とちょっと注文を付ける。
ピッチャーは「えー」と言いつつも投げ続ける。
「おー段々良くなってきた!ナイスボール!」とキャッチャー。
たまたまその日受けていた子は、声が凄く通っていて
頼りがいありそうだけど、優しい感じがした。>なんとなく
“オレに任せろ!”という気力で引っ張るタイプのキャッチャーも良いけど
ピッチャーが気の強い子だったら、その性格に柔軟に対応できるタイプでないと
なかなかバッテリーとして成り立たない。
今度グランドに行ったときも、彼の声を聞きたいと思ったのでした。
もう1つ。今日はトレーナーの方も来ていたので、話に耳を傾けていました。
足元が冷える選手に、レッグウォーマーを勧めていました!
確かに監督さんの足元にもレッグウォーマーが。
そして既に愛用(?)している部員も!
レッグウォーマーといえば、今では若い女性がオシャレとして
身に着けているのをよく目にしますが
こんなところでも役に立つとは!
そんなわけで、足元が冷える野球選手の皆さん、レッグウォーマーをつけましょう。
秋は優勝校・城東の出原投手から9安打放つも完封負け。
夏も優勝校・倉工の陶山投手の前に屈した関西。
投手では、技巧派の本池、貝塚、速球派の円岡ら
打者では1年から出場している船引や石中、奥野と好打者が揃う。
選手個々のレベルの高さは高いだけに
あとはその力を本番で出し切れるかがカギだ。
3月には恒例の沖縄遠征も予定している。
109回目の春は、もうすぐそこだ。